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- 報告高山文博氏が公衆衛生事業功労者厚生労働大臣表彰を受賞
- 報告高橋 猛氏(前会長)公衆衛生事業功労者知事表彰を受賞
- 報告髙木章好氏が第49回医療功労賞を受賞
- 報告映像で体験する健康安全運転講座
- 報告三重県議会一般質問「理学療法士のさらなる活用について」
- 報告理学療法士の更なる活用に関する要望書提出
- 報告令和2年度第1回士会研修会(Web配信型)
- 報告大西恵美子氏が第48回医療功労賞を受賞
- 報告災害時における福祉支援に関する協定締結
- 報告三重県理学療法士会が公衆衛生事業功労者(団体)を受賞しました
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- 報告第35回東海北陸理学療法学術大会 当会活動報告
髙木章好氏が第49回医療功労賞を受賞
当士会所属の髙木章好先生が、第49回医療功労賞受賞されました。
この賞は、過疎地域や離島、被災地など国内外の困難な環境下で、
地域住民の健康 増進・疾病予防・治療業務に献身的に携わっている医療従事者、
もしく は障害を持った方や難病者の支えとなる活動を行っている、
医療・福祉・ 介護分野の関係者に送られる賞です。
髙木先生におかれては、1988年に理学療法士免許取得後、
難病である慢性関節リウマチのリハビリテーションに従事し、
その後の1999年からは、在宅難病患者のリハビリテーションに精力的に取り組み、
在宅生活の継続が困難となりやすい難病患者の在宅支援に多大な功績を残してこられました。
現在では在宅医療が推進されているため、難病患者を含め、
多くの傷病者が在宅で療養を継続する環境が整いつつありますが、
1999年当時は入院医療中心であり、
在宅療養者の支援には医療環境、生活環境など多くの課題がありました。
また難病は希少疾患であり、治療法が確立されていないため、
その困難はより大きなものであったと思います。
在宅難病患者のリハビリテーションへの直接的な貢献だけでなく、
地域の難病相談会、難病や在宅医療に関する研修会や委員会への参加を通して、
在宅難病患者の支援だけでなく、
他職種や他の理学療法士へ在宅難病患者のリハビリテーションの重要性を伝えてきた功績は大きいと感じます。
髙木先生からも、これまでの経験をもとに、他職種への在宅リハビリテーションの啓発や、
地域の理学療法士へ在宅難病患者のリハビリテーションの実践を伝えて、
今後も在宅難病患者(筋萎縮性側索硬化症、多系統萎縮症、進行性核上性麻痺など)へ
在宅リハビリテーションを提供していくとともに、
災害が発生した場合でも、在宅難病患者が地域で安心して暮らせるよう、
人工呼吸器を装着した患者の避難訓練など、
在宅難病患者の支援に取り組んでいきたいと考えられております。
この度は誠におめでとうございます。